新田ゼラチン、インドでコラーゲンペプチドの増産
2024年5月2日
新田ゼラチンは4月30日、連結子会社のニッタゼラチンインディアLtd.(以下:NGIL)の、コラーゲンペプチドの生産能力を増強すると発表した。
コラーゲンペプチドは高純度のたんぱく質で、栄養補助食品やヘルスケア製品、医薬品などにも使用されている。関節の健康促進ニーズや美容サポート需要の高まりを背景にコラーゲンの世界市場規模は拡大しており、今後もさらなる市場の成長が期待されている。
NGILの工場におけるコラーゲンペプチドの現生産能力は年間600トンで、今回の設備投資により生産能力を年間550トン増強する。竣工は2025年6月を予定している。
今回の生産能力拡張により、成長するコラーゲンペプチド世界市場での販売機会を拡大し、更なる事業成長を図る。また、NGIL生産によるハラル認証商品としての強みを生かし、インド国内と、北米、東南アジアの市場開発に注力していく。
■ 設備投資概要
所在地:インド(ケララ州)
増産品目:コラーゲンペプチド
生産能力:年間550トン増強
竣工予定:2025年6月