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SOLIZE、横浜工場を閉鎖

2024年5月7日

SOLIZEは4月26日、横浜工場を閉鎖し、大和工場と統合すると発表した。

 同社は、マニュファクチュアリング事業の生産拠点として、国内に大和工場(神奈川県大和市)と横浜工場(神奈川県横浜市)、豊田工場(愛知県豊田市)の3工場で、3Dプリンターによる試作部品や量産部品を製造している。横浜工場は金属部品の製造を担い、9台の金属3Dプリンターが稼働している。

 今回、マニュファクチュアリング事業の構造改革の一つとして、横浜工場を大和工場へ集約する。それぞれの工場で行っていた樹脂・金属3Dプリンターによる生産を集約し、人員配置の最適化と業務効率の向上を図る。

 また、設計・解析から製造に関わるエンジニアが同一拠点でコミュケーションを密に行うことで、アディティブマニュファクチュアリングの技術力を更に高め、顧客への価値提供を強化する。併せて老朽化した設備の廃却も行い、新しい装置への切替えも検討を進める。

 なお、横浜工場は賃貸物件であり、閉鎖に伴う直接的な損失は発生しない。横浜工場の金属3Dプリンター5台は大和工場に移設し、従業員は大和工場に異動する予定。

■ 閉鎖工場概要

名称:横浜工場
所在地:神奈川県横浜市都筑区池辺町4849
事業内容:3Dプリンターによる金属部品の製造
従業員数:15名
閉鎖予定日:2024年9月30日

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