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シード、埼玉県鴻巣市の2号棟別館が竣工

2024年5月8日

シードは2日、シード鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市)敷地内に建設を進めていた2号棟の別館が竣工したと発表した。

 同社は、国内外でのコンタクトレンズの需要拡大に対応するため、安定供給体制の構築を進めている。今回新設した2号棟別館への設備導入後の本格稼働により、シード鴻巣研究所のコンタクトレンズ生産能力は月産約6,500万枚となる見込み。

 同社は、今後も商品供給力の強化と顧客ニーズに合った多様なコンタクトレンズの開発製造体制とすることで市場競争力を高める。海外展開では、アジアとヨーロッパ地域を中心に50以上の国と地域に展開しており、日本製の品質力を訴求し、海外市場での業容拡大を加速させる。

 鴻巣研究所は2007年7月に竣工し、主に同社主力製品「シード1day Pureシリーズ」を製造している。現在の生産能力は月産5,800枚でコンタクトレンズの製造能力では国内最大を誇る。2026年1月には4号棟の竣工を予定している。

■ 設備投資概要

所在地:埼玉県鴻巣市袋1030番7
総投資予定額:45.5億円
用途:コンタクトレンズの製造設備
事業内容:1日使い捨てと新素材のコンタクトレンズの製造
生産能力:コンタクトレンズ「700万枚/月」見込み
建築面積:1,389.11㎡
延床面積:1,389.11㎡
着工:2023年9月
竣工:2024年4月

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