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大王製紙、三島工場にCNF製造プラント/40億円投資

2024年5月10日

大王製紙は8日、セルロースナノファイバー(CNF)複合樹脂の商用プラントを三島工場(愛媛県四国中央市)に設置すると発表した。

 CNF複合樹脂は、CNFの軽くて強い特長を活かし、自動車部材や家電製品への用途展開が期待されている。同社では、2022年のパイロットプラントの稼働を契機に、製造プロセスや用途開発が加速していることから、CNFの社会実装を実現する規模の商用プラントを設置する。2025年度に年産2,000トンの商用プラントの稼働を計画している。

■ 設備投資概要

所在地:愛媛県四国中央市三島紙屋町5−1(三島工場)
設備投資額:約40億円
生産品種:CNF複合樹脂「ELLEX-R67」
生産能力:年産2,000トン
営業運転開始:2025年度中(予定)

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