ミネベアミツミ、カンボジアに第二工場建設
2024年5月15日
ミネベアミツミは10日、新工場建設用地を確保するため、カンボジアのプルサット州クラコー地区で、約50haの土地賃貸借契約を締結したと発表した。
新工場用地は、カンボジアの首都であるプノンペンから約170Km北西に位置している。2025年3月期中に一部建設を開始し、2027年3月期中に一部稼働開始予定。機械加工品を製造する。
また、同社は2050年のカーボンニュートラルを目指し、カンボジア国内の既存工場と将来の工場拡張時に必要となる電力の全量を再生可能エネルギーで対応する計画で、プルサット州クラコー地区で50MW規模の太陽光発電事業をSchnei Tec社と共に2026年3月までに開始する予定。
同社は、カンボジアのプノンペン経済特区(PPSEZ)に同国初の精密電子部品メーカーとして2010年に現地法人を設立。その後、2011年にカンボジア工場として生産を開始し、以降ベアリングや小型モーター等を幅広く手がけている。従業員数は約7,000人。
■ 新工場概要
場所:カンボジア王国プルサット州クラコー地区(Krakor District,Pursat Province)
面積:約50ha(約500,000㎡)
生産品目:(予定)機械加工品(PMA製品:Precision Mechanical Assembly製品等)
一部建設開始予定:2025年3月期(今年度)中
一部稼働開始予定:2027年3月期中