湖池屋、岐阜県海津市の新工場を中部工場に決定
2024年5月16日
湖池屋は14日、岐阜県海津市に建設を計画している新工場の名称を「中部工場」に決定したと発表した。
2025年8月の開業を予定している中部工場は、関東工場(第一・第二・第三)、京都工場、シレラ富良野工場、九州阿蘇工場に続く、5地域目の生産拠点となる。コロナ禍以降、需要拡大傾向が続いている既存のポテト系商品の製造ラインをはじめ、より本格感が求められるようになった間食・分食需要に対応するため、スナック菓子の領域を超える新商品の製造ラインの導入も計画している。中部工場で生産した商品は、中部エリアをはじめ、全国の顧客に提供していく。
新工場では、湖池屋として初導入の設備を組み合わせた新ライン構成により、芽や異物の混入を削減。安定した生産へとつなげることで、湖池屋品質の向上を図る。
また、今後の労働人口の減少・人手不足を見据え、人が介在する作業の負担軽減につながるDX化や設備導入を予定している(データ管理システム、AI技術の活用、作業の機械化などを想定)。
さらに、CO₂排出量規制に対応し、太陽光発電設備を導入することにより、CO₂排出量を削減(約300t/年を想定)。また、工場と倉庫を併設し、拠点間輸送におけるCO₂排出量も削減する。
■ 新工場概要
名称:湖池屋 中部工場
所在地:岐阜県海津市南濃町庭田827-11
建設費:約100億円
敷地面積:約29,000㎡
建築面積:約7,700㎡
着工予定:2024年9月
竣工予定:2025年8月