工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

寺本パイル織物、橋本市の工場増設

2024年5月20日

和歌山県は14日、複写機向けクリーニングブラシを製造する寺本パイル織物(和歌山県橋本市)と立地協定を締結すると発表した。

 今回、製造工程の内製化による一貫生産体制を構築することで、製品の品質向上と製造工程の効率化を図るため、本社工場を増設する。

 同社は1970年代に毛皮織物が主流であった複写機用クリーニングブラシの人工化に成功するなど、パイル織物の伝統技術と最先端の繊維技術をもとにした製品が高く評価されており、クリーニングブラシが組み込まれた複写機向けクリーニングユニットで高いシェアを占めている。

■ 新工場概要

立地場所:和歌山県橋本市高野口町伏原625番地
投資予定額:約12億円(建物、設備)
敷地面積:4,770㎡
延床面積:4,314㎡
新規地元雇用者:30名(正社員19名、非正社員11名(3年間))
操業開始予定:2026年12月

このエントリーをはてなブックマークに追加