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東洋合成工業、千葉工場の感光材開発分析棟竣工

2024年6月5日

東洋合成工業は5月27日、千葉工場(千葉県香取郡)で建設を進めていた感光材開発分析棟が竣工したと発表した。

 千葉工場では、主にディスプレイや半導体の製造に使用する感光材を生産し、国内外のフォトレジストメーカーへ供給している。建設した開発分析棟では、急成長する半導体に必須の感光材開発の生産性向上と知の創出を目指す。

 今回、3拠点に分散していた研究開発・プロセス開発・品質管理部門を新開発分析棟に集約し、開発から量産立ち上げの迅速化を図るとともに、最先端の1兆分の1の分析や品質管理技術、合成難易度を増す材料などの更なる開発に向け、開発能力を拡充させる。

■ 開発分析棟概要

名称:感光材開発分析棟
所在地:千葉県香取郡東庄町宮野台1番51号(千葉工場)
投資額:約30億円
敷地面積:916㎡
延床面積:4,495㎡
竣工式:2024年5月15日

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