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東京応化工業、熊本県菊池市の新工場竣工

2024年6月7日

東京応化工業は6日、熊本県菊池市に新工場「阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト」を竣工したと発表した。

 同社は1984年に阿蘇工場(熊本県阿蘇市)を開設し、高純度化学薬品を製造しているが、昨今の九州エリアにおける半導体生産の拡大を受け、2022年に熊本県菊池市に事業用地を取得し、同サイトの新設を決定した。今後は同サイトと阿蘇工場の相乗効果を通じ、高純度化学薬品の品質向上と供給能力拡大、西日本エリアにおけるユーザーサポートの強化を目指す。

 同社グループは、2022年2月に発表した「tok中期計画2024」の3カ年で、過去最大規模となる総額570億円の設備投資を計画している。今後も中長期的な半導体市場の成長に対応するため、積極的な設備投資を実施し、グローバルサプライチェーンを強化していく。

■ 新工場概要

名称:阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト
所在地:熊本県菊池市旭志川辺字二東沖987-2
投資額:約130億円
敷地面積:128,000㎡
用途:高純度化学薬品の供給と品質管理
稼働開始予定:2025年上期

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