ニコン、栃木県大田原市に新棟建設
2024年6月11日
ニコンは10日、子会社の栃木ニコンで既存製造棟の一部を解体し、2つの新棟を建設すると発表した。
ニコンは、現中期経営計画で経営基盤の強化を進めており、2030年までに約1,000億円を投じて、全事業を支える各地の生産拠点を整備する。
新棟建設は、デジタルカメラ用交換レンズや顕微鏡の対物レンズなどの生産体制強化を目的としたもので、顧客要望にフレキシブルに対応し、様々なレンズ製品を効率的に生産するレジリエントな体制を構築する。2025年度の着工、2027年度中の竣工を予定している。
■ 新棟概要
建設地:(株)栃木ニコン内(栃木県大田原市実取770)
延床面積:約20,000㎡
棟数:2棟
主な生産品目:デジタルカメラ用交換レンズ、顕微鏡用対物レンズ、光学部品など
着工予定:2025年度
竣工予定:2027年度中