ジェイ・エム・エス、フィリピン新工場が開所
2016年4月27日
医療機器、医薬品の製造販売を行うジェイ・エム・エス(広島県広島市)は25日、フィリピンに設立したJMS Healthcare PHL, Inc.(ジェイ・エム・エス・ヘルスケア・フィリピン 以下:JMSHP)新工場の開所式を開催したと発表した。
JMSHPは、JMSグループ5つ目の海外生産拠点で、増大するグローバル市場に対応し、ジェイ・エム・エスの事業発展を支える拠点として重要な役割を担う。操業開始後は、中国、シンガポール、インドネシアの拠点から輸液セットをはじめとする汎用製品の生産を順次移管する。
伸長するアジアに向けて供給能力の増大と競争力の向上を図るとともに、JMSHPの操業を契機に今後さらに世界最適地生産を強化し、グループ生産体制の再編を加速させるとしている。
■ JMSHP概要
会社名:JMS Healthcare PHL, Inc
資本金:212百万フィリピン・ペソ(約5億円)
出資比率:ジェイ・エム・エス 100%
所在地:First Philippine Industrial Park, Tanauan City, Batangas, Republic of the Philippines
事業内容:医療機器の製造
生産品目:輸液セット、AVF針(血液透析用針)、血液バッグ
敷地面積:約47,600㎡
延床面積:約15,000㎡
新工場開所日:2016年4月21日