ナンカ、鹿児島の本社敷地内に新工場棟/大型パネルディスプレイを製造
2016年4月27日
機械装置や生産設備の制御盤の製作、電子部品の製造を行うナンカ(鹿児島県南さつま市)は本社敷地内に新工場を建設する。4月22日に南さつま市と立地協定を締結した。
同社は13年からパナソニックセミコンダクターソリューションズの生産支援を行っており、主にオリンピック向けの大型LEDディスプレイ用部品であるパネルディスプレイを生産。
これまで、ロンドンオリンピックやソチオリンピック、リオオリンピック向けの製品において生産実績があるという。
今回、東京オリンピックに向け、取引先のニーズに応じた大型パネル筐体等の製作を行うため新設を決定した。
■ 新工場概要
名称:有限会社ナンカ デバイス工場
所在地:鹿児島県南さつま市笠沙町赤生木11372番地334(既存敷地内)
投資額:約1.2億円
建物面積:520㎡
事業内容:大型パネル筐体及び制御盤製作
生産能力:年約5基ディスプレイ(初年度)
新規雇用予定:6名
着工予定:2016年6月
操業予定:2016年11月