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筑水キャニコム、福岡県うきは市で新棟増設

2024年6月19日

農業用機械を製造する筑水キャニコム(東京都港区)は3日、生産拠点「演歌の森うきは」の新棟増設に向け、地鎮祭を行ったと発表した。

 新棟は、アフターサービス・アフターパーツの充実と工場の機能充実を目的に1期工事の生産拠点(2021年竣工)と接続する形で建設する。新たに物流棟と出荷棟を増設することで、生産機能を完結させる。

 今回の増設により、物流棟面積を現在の約2倍に拡張。アフターパーツを充実させ、部品即納率を現在の99.6%から100%とする。世界中の顧客ニーズにタイムリーに応えられる体制作りを行い、2025年5月の稼働を目指す。

 演歌の森うきは工場では、安心安全を重視したラジコン大型草刈機や自動走行技術によるロボット草刈機の開発を進める。また、産業用運搬車分野でニーズの増加が見込まれる5t~12tクラスの大型産業用運搬車等の生産工場として、全世界へ高品質な製品を供給していく。

■ 新棟概要

所在地:福岡県うきは市吉井町鷹取1025−1(演歌の森うきは)
投資規模:15.5億円
土地面積:現在敷地内
建築面積:物流棟4,994.68㎡、出荷棟2,339.38㎡
着工:2024年6月
稼働予定:2025年5月

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