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東亜ディーケーケー、埼玉県狭山市にインテグレーションセンター

2024年6月24日

東亜ディーケーケーは20日、埼玉県狭山市の狭山テクニカルセンター内で建設を進めていた狭山インテグレーションセンターが完成し、竣工式を行ったと発表した。

 同センターは、延床面積約8,200㎡、地上4階建て鉄骨造の建屋。多用途生産ラインや新製品量産試作ライン・試験設備、自動倉庫、BCP対応としての主要製品の代替製造機能等に関わる設備を設置し、今年秋頃の稼働を予定している。

 また、首都圏におけるもう一つの拠点「東京エンジニアリングセンター」(東京都東大和市)が担う応用分析計の設計・製造機能を移転統合し、新製品の開発から量産化までのスピードアップを実現するマザー工場機能の役割を果たす。

 加えて、最新の自動倉庫を導入した高機能物流施設として、アフタービジネス拡大やEコマース対応による今後の出荷量増加にも対応していく。同センターは、太陽光発電による「創エネ」と、地中熱利用空調などによる「省エネ」を組み合わせることで、基準一次エネルギーの消費量に対してエネルギー削減率100%を実現し、ZEB認証の最上位となる「ZEB」認証とBELSの最高評価である5スターを取得している。

■ 新棟概要

名称:狭山インテグレーションセンター
所在地:埼玉県狭山市北入曽613(狭山テクニカルセンター内)
延床面積:約8,200㎡
構造:鉄骨造 地上4階建て
設備:多用途生産ラインや新製品量産試作ライン・試験設備、自動倉庫、BCP対応としての主要製品の代替製造機能等に関わる設備
稼働予定:2024年秋頃

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