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太平洋工業、中国・天津工場の太陽光発電設備稼働

2024年6月26日

太平洋工業は25日、中国子会社の天津太平洋汽車部件有限公司(以下:TPA)が、PPAモデルによる工場屋根に設置した太陽光発電設備の稼働を開始したと発表した。

 TPAの太陽光発電設備で発電した電力は、工場稼働日は自社で使用し、工場非稼働日の余剰電力は発電会社に送電する。再生可能エネルギーの地産地消により、自社使用電力の削減やCO₂排出量の削減、周辺地域の電力供給負荷低減に貢献する。

 同社グループは、地球環境への取り組みを中長期の視野で検討し、2050年までの方針と目標を定めた「PACIFIC環境チャレンジ2050」を掲げている。CO₂排出量削減のための省エネ活動を推進し、再生可能エネルギーによる電力を使用するなど、脱炭素に向けて取り組んでいる。今後もCO₂排出量削減活動を積極的に推進し、カーボンニュートラル社会の実現に取り組む。

■ 太陽光発電設備概要

設置場所:中国・天津(天津太平洋汽車部件有限公司)
太陽光パネル容量:2.85MW
年間発電量:約3,080MWh
太陽光電力比率:約37%
CO₂削減効果:約1,700t-CO₂/年
稼働:2024年6月

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