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IMV、大阪本社に多目的試験所

2024年6月26日

IMVは25日、大阪市西淀川区の大阪本社に多目的試験所を新設すると発表した。

 新たな試験所は、一般的には対応困難な試験をターゲットにしており、顧客の試験ニーズに応じた適切な試験提案やコンサルティングを行う。試験手法や試験装置、解析手法の選定は顧客との協議を通じて行い、必要に応じて新規開発も視野に入れている。

 新施設では主に航空・宇宙業界、自動車業界、大型産業機械などの市場ニーズに対応する。試験対象はユニットや製品単位の大型品で、試験の内容には試験手法や条件の選定から結果分析までの総合評価を含んでいる。

 加えて、技術の進展や市場動向に素早く対応するため、設計、R&D、生産部門などの機能が集約されている大阪本社に設置することでメリットを生かした総合サポート体制を構築している。今後は最新技術の積極的な導入や新しい試験手法の開発、複雑な形状の試験品に対応するための設備投資も行う計画。

■ 新施設概要

名称:多目的試験場
所在地:大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-10(大阪本社)
設備投資:約5.2億円(試験用装置と計測器を除く)
面積:500㎡
完成・オープン予定:2024年12月

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