アズビル、タイ工場に太陽光発電設備導入
2024年6月27日
アズビルは26日、現地生産子会社のアズビルプロダクションタイランドが芙蓉総合リースが出資する合弁会社S-Solar Generation Thailand(以下:SSGT)と、太陽光発電による電力購入契約(PPAサービス)を締結したと発表した。
今回締結したPPAサービスは、SSGTがアズビルプロダクションタイランドの工場屋根に約624kWの太陽光発電設備を設置し、太陽光により発電したグリーン電力を製造工程で活用する。電力使用量に応じた料金をSSGTに支払うことで、工場棟で使用する電力の10%が再生可能エネルギーで賄われる。
アズビルグループは、マザー工場である湘南工場、秦野配送センターでの使用電力について100%再生可能エネルギーでの調達を行う他、その他の研究施設も含めたグループ内の工場等に太陽光発電設備を導入するなどの取組みを行っている。今後は、2024年4月に竣工した第3工場による稼働拡大に合わせ、太陽光発電設備の設置台数も増やしていく計画。
■ 太陽光発電設備概要
設置場所:700/1013Moo9,T.mabpong,A.Phanthong,Chonburi,20160
出力規模(モジュール容量):624kW-dc
CO2削減量(1年目):312t-CO2