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澄川工業、山口県下松市にセパレータフィルムシート新工場

2024年7月9日

澄川工業(山口県下松市)は、下松市東海岸通りにセパレータフィルムシートの新工場を建設する。11日、下松市役所で工場建設に関する協定調印式が行われる予定。

 同社は、新幹線等の鉄道車両用車体を始め、台車部品の製作、半導体関連装置や各種フィルム製造用延伸機の製造のほか、プラント工事やメンテナンス事業も手がける。

 今後、省エネ鉄道車両やEV自動車の普及と市場の拡大が見込まれることから、リチウムイオン蓄電池の重要部品である「セパレータフィルムシート」の製造装置工場を建設し、販路拡大と雇用創出を図る。

■ 新工場概要

事業所名:澄川工業(株)東海岸通り組立工場
建設地:山口県下松市東海岸通り1-43
投資額:約6億円(土地、建物、家屋附属設備と機械設備)
敷地面積:9,990㎡(自社所有地)
建築面積:1,954.04㎡
事業内容:リチウムイオン蓄電池のセパレータフィルムシート製造装置の製造
計画雇用人数:13名程度(5ヵ年計画)
着工予定:2024年7月
操業開始予定:2025年3月

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