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芝浦機械、インドに第2工場開設

2024年7月16日

芝浦機械は12日、インド関連会社のSHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITEDが現工場の隣接地に第2工場を開設したと発表した。

 インド市場における自動車、IT、医療分野を中心とした射出成形機の設備投資需要増加への対応や、今後も持続的な成長が見込まれるインド市場やその周辺諸国への販売拡大を目的に新工場を開設した。

 新工場の面積は現工場の約2倍となる約16,000㎡で、最新の大型クレーン、塗装ライン、自動倉庫を完備した芝浦機械グループ最大級の工場となる。

 ライン生産とセル生産のハイブリッド工程の導入や最新の生産管理システムの導入により生産効率が改善し、既存工場と合わせ射出成形機の生産能力が年間1,200台から年間4,000台と約3倍に拡大する。新工場は超大型の射出成形機に加え、芝浦機械グループの他の製品も生産可能なシンプルでフレキシブルな工場とした。

 また、新工場にはテクニカルセンターも併設し、最新のテスト設備を設置。最新の成形技術、制御技術、IoTを活用した成形テストや、自動化、省人化を促進するシステム設計の検討もできる。

 加えて、Co2排出量削減等の環境負荷低減を目的とした太陽光発電設備も順次導入し、グリーンビルディング認証の取得も予定している。

■ 新工場概要

所在地:SHIBAURA MACHINE INDIA PRIVATE LIMITED(現工場の隣接地)
投資額:約40億円
面積:約16,000㎡
設備:大型クレーン、塗装ライン、自動倉庫
主な生産品:射出成形機
生産能力:約3倍に拡大(年間1,200台から年間4,000台)

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