ダイワ通信は11日、子会社のディーズセキュリティによる工場建設における投資額と竣工時期を変更すると発表した。

　同社グループでは、防犯カメラを取り扱うセキュリティ事業を成長戦略と位置付けている。セキュリティ事業が属する市場は成長市場であり、今後も市場拡大が予想されることから、防犯カメラ等の製品開発・組立て・実証実験を行える事業拠点の設立を計画していた。

　今回、物価高騰による建設コスト全般の高騰と一部仕様の変更や建設従事者の人員確保が困難な状況などにより、投資額を約30億円から約38億円に、竣工時期を2025年3月から2026年3月に変更した。