アルプスアルパイン、マレーシア・ジェンカ工場を閉鎖
2024年7月23日
アルプスアルパインは17日、マレーシア現地法人であるALPS ELECTRIC(MALAYSIA)ジェンカ工場を2024年12月までに閉鎖すると発表した。
アルプスアルパインは経営構造改革によるV字回復と企業価値の向上を目指しており、その一環として生産拠点の集約と再編を進めている。
現在、マレーシアには生産拠点を2つ保有しており、その1つであるジェンカ工場は1994年から約30年操業し、近年では民生、車載、産業機器など様々な市場に向けたボリュームやスイッチを生産していたが、経営構造改革施策である固定費改善を図る為、2024年12月までに生産活動を終了する。
これにより同社の収益改善を図る。生産停止に関連する構造改革費用は2025年3月期連結会計期間で3億円を見込む。同工場の生産機能は同国内のニライ工場に移管し、顧客への供給を継続する。
■ ジェンカ工場概要
拠点名:ALPS ELECTRIC(MALAYSIA)SDN.BHD. JENGKA PLANT
設立:1994年3月
拠点所在地:LOT3, Industrial Estate Phase2, 26400 Bandar Jengka, Pahang Darul Makmur, Malaysia
生産品目:ボリューム、スイッチ
従業員数:374名
敷地面積:約77,930㎡
閉鎖予定:2024年12月まで