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共英製鋼、米国に新工場/345億円投資

2024年7月24日

共英製鋼は19日、米国拠点で連結子会社のVinton Steel LLC(以下:ビントン・スチール社)の製鋼工場の新設と圧延工場設備の一部改造を決定したと発表した。

 同社は、2024~2026年度の中期経営計画で、世界3極体制のウエイトシフトによる収益力強化を最優先課題とし、特に北米事業の強化を目的とした設備投資を検討していた。

 今回、ビントン・スチール社の設備老朽化への対応と設備能力増強を目的として、製鋼工場の新設と圧延工場設備の一部を改造することで、生産性の改善による大幅なコスト削減と生産量・出荷量の拡大を図り、収益改善・安定化を目指す。今後は詳細設計を行ない、設備投資内容についてはさらに検討を進めるとしている。

■ 設備投資概要

設備投資:製鋼工場新設、既存圧延設備一部改造
総投資額:約2億3000万米ドル(約345億円150円/ドル換算)
生産品目:鉄筋棒鋼、鉄球用丸鋼
生産能力:年産30万ネットトン
工事開始:2024年12月
稼働開始:2027年1月

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