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アミタホールディングス、北九州製造所で設備増強

2024年7月25日

アミタホールディングスは23日、アミタサーキュラー(株)の北九州循環資源製造所(北九州製造所)に、シリコン再資源化設備の3号機を増設したと発表した。

 日本政府は国内産業の中軸に半導体を置き、2030年に向けて総額10兆円規模の官民投資を行う計画を発表している。こうした状況を受けて、多くの半導体材料メーカーが「シリコンアイランド」と呼ばれる九州エリアを中心に、積極的な設備投資や工場新設等による生産力の増強を進めている。

 アミタHDは、2018年から北九州製造所でシリコン再資源化設備を導入し、翌年には2機体制に設備を増強するなど、半導体材料の製造過程で発生するシリコンスラリーの100%再資源化事業を展開している。

 今回の増設で今後は3機体制となり、2024年度のシリコン再資源化事業におけるサーキュラーマテリアル(循環資源)の製造量は2023年度比120%に拡大する見込み。

■ 設備投資概要

所在地:福岡県北九州市若松区響町一丁目104番10号(北九州循環資源製造所)
設備:シリコン再資源化設備(3号機)
製造量:2023年度比120%に拡大
落成式:2024年7月23日

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