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ポバール興業、韓国の生産拠点閉鎖

2024年8月22日

ポバール興業は21日、韓国の生産拠点である連結子会社(POBAL DEVICE KOREA CO., LTD.)を閉鎖すると発表した。

 POBAL DEVICE KOREAは、2006年に主にディスプレイ用の研磨部材の生産拠点として操業を開始して以降、韓国パネル大手の躍進とともに業容を拡大してきたが、パネル市場が中国へ順次シフトするに伴い同社の生産量も逓減し、今後は採算の確保が困難な見通しとなっている。

 今回、韓国からの撤退と、既存の中国子会社(博宝楽輸送帯科技(昆山)有限公司)への生産集約により、グローバルな最適生産の実現と収益性の向上を図る。

■ POBAL DEVICE KOREA概要

所在地:C,432, SANDONG-MYEON, BONGSAN-RI,GUMI-CITY, GYEONGSANGBUK-DO, 730-853, KOREA
事業内容:総合接着・樹脂加工事業(主に研磨及び研磨用部材に製造・販売)
設立:2006年4月
従業員数:3名
売上高:51,535千円(2024年3月期)
営業利益:▲12,929千円(2024年3月期)
工場閉鎖予定:2025年3月末

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