ユーラスエナジー小田野沢、青森県下北郡の発電所着工
2024年9月5日
ユーラスエナジーホールディングスは2日、グループ会社のユーラスエナジー小田野沢(青森県下北郡)が、下北郡東通村で「ユーラス小田野沢ウインドファームⅠ&Ⅱ」を着工したと発表した。
現在、東通村小田野沢地区で操業中の「ユーラス小田野沢ウインドファーム」は、運転開始から約20年が経過し、高経年化が進んだことより、設備の全面的な更新のため2025年7月に営業運転終了を予定している。
ユーラス小田野沢ウインドファームⅠ&Ⅱは、ユーラス小田野沢ウインドファームの拡張とリプレース(建て替え)工事を行うもので、拡張工事では、1基当たりの出力が国内最大である4,300kWのシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー社製の風力発電機を7基設置、リプレース工事では、1,300kWの風力発電機10基を4,300kWの風力発電機3基に建て替える。
2027年3月の運転開始を予定しており、一般家庭の約21,000世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約42,000トンのCO2削減効果が見込まれている。
■ 発電所概要
発電所名:ユーラス小田野沢ウインドファームⅠ&Ⅱ
所在地:青森県下北郡東通村大字小田野沢
EPC:(株)関電工
風車メーカー:シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー社
連系容量:43,000kW(4,300kW×10基)
【拡張】
連系容量:30,100kW(4,300kW×7基)
着工:2024年9月
運転開始予定:2027年3月
【リプレース】
連系容量:12,900kW(4,300kW×3基)
着工:2024年9月(準備工事)
:2025年4月(一部撤去開始)
運転開始予定:2027年3月