ブリヂストン、ベルギー・ランクラー工場を閉鎖
2024年9月19日
ブリヂストンは12日、グループ会社であるバンダグヨーロッパエヌヴィー(バンダグ)がベルギーのランクラーにあるリトレッド用部材の生産工場を閉鎖すると発表した。
欧州のリトレッドタイヤを含むトラック・バス事業は収益性に課題が多く、不採算ビジネスからの撤退や、顧客・地域を限定するなど、収益性の改善を目指していた。
今回、今後の事業環境、収益性、持続性を包括的に検討した結果、リトレッド用部材の生産拠点をポーランドのスタルガルト工場に集約し、欧州でのリトレッドビジネスを継続する。
今後、ランクラー工場閉鎖に向けて関係者と協議し、工場閉鎖が決定した場合は、影響を受ける111名の従業員を支援するために必要な取り組みを行うとしている。
■ ランクラー工場概要
所在地:ベルギー王国ランクラー
生産品目:リトレッド用部材(プレキュアトレッドとクッションゴム)
操業開始:1970年
従業員数:111名
閉鎖予定:2025年上期