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AeroEdge、栃木の本社工場で設備投資

2024年9月19日

AeroEdgeは18日、栃木県足利市の本社工場で設備投資を行い航空機関連部品を増産すると発表した。

 航空機メーカーや航空機エンジンメーカーは、世界的な旅客需要の増加に伴う航空機需要に対応するため、生産拡大を進めている。

 今回、LEAPエンジンのチタンアルミブレードでの量産実績が評価され、海外の新規顧客から新たに航空機関連部品の量産委託の引き合いがあったことから、同部品の量産体制を整備する。

 同社は、商業用航空機として世界で最も受注残がある仏Airbus社製A320neoファミリーと米Boeing社製737MAXシリーズ用の航空機エンジン「LEAP」に搭載するチタンアルミブレードの量産加工・販売を主事業としている。今回の設備投資により、LEAPエンジン以外の他の航空機関連部品を量産することで、同事業への依存度を減らすとともに事業ポートフォリオの拡大を目指す。

 航空機関連部品生産のために投資した設備は、既存の本社工場内に設置する予定。同航空機関連部品の量産販売は、2026年6月期下期頃の開始を目指す。

■ 設備投資概要

場所:栃木県足利市寺岡町482-6(本社工場内)
投資予定額:17億円
取得資金:自己資金
生産品目:商業用航空機関連部品
設備:生産設備 / マシニングセンター、研削盤、特殊工程用設備等
  :検査装置 / 非破壊検査用装置、三次元測定機等(国内外の一般事業法人からの購入)
投資開始:2024年9月
投資完了予定:2025年9月

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