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ヤマハ発動機、浜松ロボティクス事業所の増築完了

2024年9月24日

ヤマハ発動機は17日、表面実装機や産業用ロボットを製造する浜松ロボティクス事業所の増改築工事が完了したと発表した。

 事業所建屋の延床面積は約1.6倍、生産面積は1.8倍に拡充し、表面実装機の生産能力を約2倍に増強した。また、増築エリアへの太陽光パネルの追加設置や、食堂施設も含めた建物内のオール電化、2022年からのCO2フリー電力の導入等により、同社としては初のカーボンニュートラル達成工場となる。

 今回の能力増強は、中期経営計画(2022年~2024年)における成長事業への戦略的投資の一環。ロボティクス事業の強みである顧客現場に寄り添う技術・営業・サービスの体制をさらに強化し、伸長する市場で事業規模と領域を拡大し、収益力強化を図る。

■ 設備投資概要

所在地:静岡県浜松市中央区豊岡町127番地
延床面積:52,317㎡(増築前)⇒85,858㎡(増築後)
従業員数:約1,900名(2024年9月時点)※非正規従業員含む
事業概要:表面実装システム・産業用ロボットや半導体製造装置の開発・生産・販売
生産能力:約2倍(表面実装機)
着工:2023年1月

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