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苫小牧埠頭、苫小牧市のサイロ7棟に太陽光発電設備導入

2024年9月30日

苫小牧埠頭は17日、オフサイトPPAモデルを活用した太陽光発電・蓄電池設備を導入すると発表した。

 今回、同社の飼料サイロ7棟で使用する電力に関し、敷地外(同社所有地)に太陽光発電設備を設置し自営線を介して発電した全量を送電する。併設する蓄電池は、電力負荷の平準化を実現するとともに、BCP対策として停電時の非常電源としての役割も担う。

 太陽光発電設備により、サイロ棟の年間電力需要の約20%を賄う。年間約400トンのCO2排出量を削減する。同社は既に再生可能エネルギー電力メニューを導入してCO2排出量を削減しているが、2023年度の実績に新設する発電設備による効果を加えると、2013年度比約30%の排出量削減となる。

■ 発電設備概要

所在地:北海道苫小牧市真砂町35番2
敷地面積:16,937.57㎡
太陽光パネル容量:約1,212kW
蓄電池容量:7,833kWh(TESLA製リチウムイオン電池)
年間想定CO2削減量:約400t-CO2
運用開始予定:2025年3月

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