RS Technologies、宮城県三本木工場で再生ウェーハ増産
2024年9月30日
RS Technologiesは27日、ウェーハ再生事業の基幹工場である宮城県三本木工場の増産設備投資を決定したと発表した。
同社のウェーハ再生事業は、半導体製造工程に使用するテストウェーハの再生加工等を行い、国内外の半導体製造工場が顧客となっている。
昨今、半導体市況の成長が加速する中、高まる需要に対応するため、三本木工場の生産能力を増強する。
今回、現在稼働している第8工場に生産を集約する以前に使用していた第7工場を再度稼働させるため、新たに設備を設置して2027年度に増産を開始する。同投資計画により、再生ウェーハにおける世界市場シェアの拡大も目指す。
■ 設備投資概要
所在地:宮城県大崎市三本木音無字山崎26-2(第7工場)
投資予定額:15,142,000千円(2027年度~2029年度総額)
資金調達の方法:自己資本と借入金により充当
設備投資内容(増産計画):2027年度 月産10万枚増
:2028年度 月産4万枚増
:2029年度 月産3万枚増
操業開始予定:2027年第1四半期(量産開始)