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古里FICエネルギー、岩手の矢巾バイオマス発電所着工

2024年10月3日

中部電力は9月30日、稲畑産業と古里木材物流の3社が共同で出資する古里FICエネルギー合同会社が、矢巾バイオマス発電所の建設工事に着手したと発表した。

 新発電所は、岩手県産の林地残材(森林整備や素材生産などで発生し、林地外へ搬出されず放置されている残材)と未利用間伐材を主な燃料とする発電出力1,990kWの木質専焼バイオマス発電所で、2026年1月の運転開始を目指している。

■ 発電所概要

発電所所在地:岩手県紫波郡矢巾町大字煙山第2地割78番1
発電出力:1,990kW
想定年間発電電力量:約1,450万kWh(一般家庭約5千世帯分に相当)
燃料種別:木質チップ(主に岩手県の林地残材、未利用間伐材等)
出資会社:中部電力(株)、稲畑産業(株)、(株)古里木材物流
本工事開始予定:2024年9月
運転開始予定:2026年1月

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