ニッタ、韓国の新工場が稼働
2024年10月4日
ニッタは1日、連結子会社の韓国ニッタムアー(以下:KNM)が、亀尾市の工場を移転・拡張し、新工場での操業を開始したと発表した。
同社グループは、ホース・チューブ製品事業のグローバル化対応の一環として、高いグローバル競争力を保有する韓国系企業への対応力の向上や今後更なる成長が見込まれる半導体業界(AIの核心部品であるHBM)、自動車業界(NEV)2次電池業界(EV,ESS)への製品供給体制を強化するため、KNM工場を移転拡張した。
新工場では、新たに押出ライン、自動組立ライン等を導入し、生産能力を増強・最適化することで、QCDで更なる向上を図る。また、作業環境の改善、福利厚生設備の充実、関係法令に遵守した安全環境対応など、更なるコンプライアンスの強化を図る。
■ 新工場概要
所在地:大韓民国慶尚北道亀尾市山湖大路377(工団洞)
投資額:23,000百万WON(約25.3億円)
土地面積:30,312㎡
建屋面積:21,705㎡2(旧工場の2.3倍)
生產品目:自動車用樹脂チューブアッセンブリ
:一般産業用各種樹脂チューブ、ホースの生産、空圧・半導体用各種継手類、ホースアッセンブリ等
環境設備:大気汚染防止設備(スクラバ式)
操業開始:2024年10月1日