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パナソニックコネクト、佐賀工場を閉鎖

2024年10月7日

パナソニック コネクトは4日、佐賀県鳥栖市の佐賀工場を閉鎖すると発表した。

 佐賀工場は1964年に九州松下電器の佐賀事業部として発足。2017年にパナソニックコネクティッドソリューションズ社の佐賀工場となり、コストセンターからプロフィットセンターへ転換。現在は、生産受託をベースに他工場の共通プラットフォーム創出や顧客課題解決のソリューション提案を行うなどの役割を担っていた。

 しかし、市場環境の変化により生産は減少し、自社生産比率も今後は関連企業向けのみとなる見通しで、これまでの役割を維持することが困難となっていた。今回、同社事業戦略に沿った工場拠点最適化に基づき、直轄工場としての佐賀工場の機能を他拠点(門真等)へ移管し、2025年9月で閉鎖する。今後も地元経済への貢献を目指し、新たな活用方法を模索していく予定。

■ 佐賀工場概要

所在地:佐賀県鳥栖市村田町1471番地
操業開始:1964年
敷地:61,854㎡
建物(床面積):40,472㎡
閉鎖予定:2025年9月

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