タムラ製作所、ブラジル工場の生産能力増強
2024年10月8日
タムラ製作所は7日、低・中電圧トランスを生産するブラジルの持ち分法適用関連会社Indusul Indústria de Transformadores LTDA(以下:ブラジル工場)の生産能力を増強すると発表した。
ブラジルには2つの工場があり、産業機器、発電システム、送配電システムなどに使用される絶縁トランス、低・中電圧トランスといった製品を幅広く供給している。ブラジルにおける電力網の整備推進や、太陽光発電や風力発電の伸長により、ブラジル工場の受注・売上は大きく拡大しており、増加する受注に対応するため、新たに第3工場を立ち上げる。
第3工場は、今年後半の稼働開始を予定している。さらに、既存工場の生産能力の増強も検討している。最終的な投資総額は63百万BRL(約17億円)程度となる見込みで、増設・増強により生産能力を段階的に引き上げ、現状の約4倍とする予定。
■ 新工場概要
名称:第3工場
投資総額:63百万BRL程度(約17億円)
事業内容:低・中電圧のトランスの生産
生産能力:現状の約4倍
稼働開始予定:2024年後半