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明治、米・サンタアナ工場を増設

2024年10月18日

明治は16日、グループ会社のメイジ・アメリカのサンタアナ工場を増設し、ビスケット「ハローパンダ」を増産すると発表した。

 ハローパンダは、米国では1990年代から販売を開始し、2015年から米国で生産している。2017年以降、販路拡大とともに米国での売り上げが約3倍に拡大しており、需要拡大に対応するため、約2800万ドル(約41億円)を投資じて生産能力の増強を進める。2026年度までに2023年度比で約1.5倍の売り上げを目指す。

 同社の米国での菓子事業では、品質への評価と安全・安心への期待からビスケット事業が大きく伸長している。今後もビスケット市場の拡大が見込まれるなか、生産体制を強化し、販売エリアを拡大することでグローバルブランドとしての確立を目指す。

 同社は、「明治グループ2026ビジョン」の重点方針として海外市場での成長基盤の確立を掲げている。グローバル展開における生産体制を強化することで、独自価値の高い商品の定着や高付加価値商品の提供により、2026年度までに海外売上高比率10%以上を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:メイジ・アメリカ サンタアナ工場
投資額:2800万ドル(約41億円)
増強する品目:Hello Panda
増強予定:2025年度中(上記金額分)

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