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シチズンマシナリー、ベトナムに新工場建設

2024年10月22日

シチズンマシナリーは18日、主軸台移動形CNC自動旋盤「Cincom」ブランドの鋳物を製造するCitizen Machinery Vietnam Co.,Ltd. (ベトナムハイフォン市)内に、新加工棟を建設すると発表した。

 シチズンマシナリーは、工作機械の基幹部品である鋳物の一部をベトナムで製造している。近年の売上増に伴う鋳物の供給能力を増強するため、加工棟を建設する。シチズンマシナリー全体の生産効率の向上を図り、生産リードタイムを短縮することで、迅速な供給体制を整える。加工棟は2025年3月に着工し、2025年8月の竣工後、順次加工設備を導入する。

 シチズンマシナリーは、中国工場、タイ工場、本社軽井沢工場、北上事業所での生産力強化に加え、インドやイタリアなど各国の販売力の増強投資をバランスよく進めてきた。新たにベトナム工場を増強することで、安定供給体制を構築し、2030年度までに売上高1,000億円の達成を目指す。

■ 新工場概要

所在地:J2,J3,J4 Japan Hai Phong Industrial Zone An hung Commune An Duong district Hai Phong City, Vietnam(ハノイ中心部から約100㎞のハイフォン市郊外)
延床面積:4,390㎡(予定)
着工予定:2025年3月
竣工予定:2025年8月

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