萩原工業、岡山県笠岡市の新工場完成
2024年10月23日
萩原工業は21日、岡山県笠岡市に建設していた新工場の竣工式を行ったと発表した。
2023年5月の工場新設後、同社の元子会社である日本ファブウエルド(株)(2024年4月に同社に吸収合併)のすべての設備移設が2024年8月に完了し、本格稼働を開始した。シート製品の加工に必要な機能を同工場内の生産ラインでワンストップ化することで、生産効率化・生産能力増強・加工工程の強化が実現し、多種多様なシート製品の製造と短納期化が可能となる。
また、国内初の新型印刷機の導入により、精密・大型の壁面サインやイメージボードなどの広告等が製作できる高機能印刷シート事業も本格的に推進する。さらに今後、コーティング工程も笠岡工場で稼働させ、シート製品の生産を3拠点体制から2拠点体制に再編する計画。
■ 新工場概要
名称:笠岡工場
所在地:岡山県笠岡市港町1-37
投資額:約66億円(既支払いの土地購入代金を除く)
敷地面積:約114,472㎡
延床面積:約23,000㎡
着工:2022年3月
新設:2023年5月
竣工:2024年8月
本格稼働開始:2024年9月