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カルビー、韓国・原州市の新工場が稼働/ポテトチップス事業の拡大

2016年5月11日

 カルビー(東京都千代田区)は10日、ポテトチップス事業拡大に向けて、ヘテ・カルビー(同社50%出資のHaitaiとの韓国現地合弁会社)にて、ハニーバターチップを中心に生産する新工場の文幕第二工場を原州市文幕に建設し、稼働を開始したと発表した。

 14年8月の発売以降、ハニーバターチップは韓国において爆発的な人気となり、品薄で購入できなかったり、店頭で行列が出来たりと社会現象となった。

 韓国のポテトチップスの店頭売価ベースの市場規模はハニーバターチップの登場から、170億円(14年)~240億円(15年)へと拡大しており、甘いポテトチップスの市場規模はさらに広がっていくと予想されている。

 今後、韓国国内において、ハニーバターチップを中心に甘いポテトチップスのポジションを、より強固なものにすべく、増産体制を整え、さらなるブランド力の強化を図るとしている。

■ 新工場概要

会社名:ヘテ・カルビー(カルビー50%出資のHaitaiとの韓国現地合弁会社)
所在地:韓国・江原道原州市文幕邑磻溪里 中小協力団地形外国人投資地域
投資額:240億ウォン(約26億円)
敷地面積:29,815㎡
延床面積:10,688㎡
構造:鉄骨造、地上3階建
主な製造商品:ハニーバターチップ
年間生産額:24万袋(第一工場との合計で48万袋)
増設ライン数:1ライン
着工:2015年7月
竣工・稼働開始:2016年5月10日

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