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東京納品代行、成田ファッションロジスティクスセンターⅡが稼働開始

2016年5月13日

 センコーは11日、グループ会社の東京納品代行(東京都江東区)が、千葉県富里市の成田ファッションロジスティクスセンターⅡ(以下:成田FLCⅡ)が稼働したと発表した。

 東京納品代行はセンコーグループのファッション物流事業の中核として、アパレルメーカーや百貨店などを主要取引先とするアパレル物流に特化した事業を展開している。今回稼働した成田FLCⅡは、地上4階建て、延べ床面積40,900㎡の大型のファッション物流センターとなる。

 東京納品代行の顧客であるインポートブランドの商品は、空輸で輸入されることが多く、またBCPの観点から内陸部への立地ニーズも高いことから、成田地区をインポートブランド向けの物流拠点と位置付け、16年5月には新センター隣接地に成田ファッションロジスティクスセンターⅠ(以下、成田FLCⅠ)を稼働させていた。

 成田FLCⅡでは、保税蔵置施設を設け商品が店頭に届けられるまでのリードタイム短縮を図るなど、国際空港に隣接する立地を活かすとともに、成田FLCⅠと同様、商品の検品・洗濯タグ取り付けなどの品質管理サービスから保管・配送まで一貫した業務を行う。

 また、危険物倉庫エリアや化粧品・医薬部外品製造業許認可エリアを設け、顧客の多様なニーズに応える機能を強化する。さらに、高級ブランド品を扱うため、ICカードによる入退館管理や有人警備など万全のセキュリティ対策を行っていくとしている。

■ 新物流施設概要

名称:成田ファッションロジスティクスセンターⅡ
所在地:千葉県富里市美沢1番6
敷地面積:21,000㎡
延床面積:40,900㎡(うち倉庫面積 39,300㎡)
構造:鉄骨造 地上4階建て
設備:貨物用エレベーター(3.5t)3基、ドックレベラー1基、太陽光パネル設置
稼働開始:2016年5月11日

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