ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ、新本社工場完成
2024年11月25日
ミナトホールディングスは18日、グループ会社のミナト・アドバンスト・テクノロジーズ(以下:MAT)の本社建て替え工事が完了したと発表した。
MATは半導体デバイスにプログラムを書込む装置であるデバイスプログラマの開発・製造では国内トップシェアで、主に電機メーカーや車載装置メーカー向けに販売している。また、自社開発のデバイスプログラマを搭載するオートハンドラを利用したROM書込みサービスでは、国内大手メーカーの製品向けに需要拡大が見込まれている。
新社屋では、ROM書込みサービスの作業スペースを旧社屋の約5倍に増床し、新型自動プログラミングシステム(オートハンドラ)を新たに設置することで、ROM書込み能力を従来の約3.6倍に増強した。今後の事業拡大状況に応じて設備の追加導入が可能な作業スペースを確保しており、需要拡大に伴うROM書込み能力のさらなる増強を図る。
環境面では、受電設備内の変圧器や空調設備に省エネルギータイプを導入していることに加え、従来の装置に比べて稼働時の消費電力を削減できる新型オートハンドラを採用するなど、省エネルギー化への取り組みを積極的に推進する。
■ 設備投資概要
名称:ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ(株)本社
所在地:神奈川県横浜市都筑区南山田町4105番地
敷地面積:2,936.69㎡
延床面積:2,912.15㎡
階数:地上2階
竣工日:2024年11月18日