ブリヂストン、国内3工場に270億円投資
2024年11月26日
ブリヂストンは25日、乗用車用高インチタイヤの主要生産拠点である彦根工場・鳥栖工場・栃木工場で生産能力を増強すると発表した。
投資額は約270億円。国内工場の乗用車用高インチタイヤの中でも、需要の伸長が見込まれる20インチ以上のタイヤの生産能力を中心に日産約3,000本増強する。
2024-2026年の中期事業計画の一環として、EV時代に対応した新技術と超高インチタイヤの生産能力を強化する。日本の製造力を活かしてグローバル競争力を高める。市販用では高インチタイヤの需要増に対応し、商品設計基盤技術「ENLITEN」搭載の高性能商品を展開。新車用では、EV化を見据えたプレミアム車種やEV向けタイヤの開発を強化していく。
■ 設備投資概要
所在地:滋賀県彦根市高宮町211(彦根工場)
:佐賀県鳥栖市轟木町1000(鳥栖工場)
:栃木県那須塩原市上中野10(栃木工場)
投資額:約270億円
生産能力:約3,000本増強 / 日(20インチ以上のタイヤ中心)
着手予定:2025年初め
完了予定:2028年中