中央発條、藤岡工場に新ライン増設
2024年12月3日
中央発條は11月29日、愛知県豊田市の藤岡工場で生産設備を増設すると発表した。
今回、トヨタ自動車の新型ランドクルーザー250シリーズ(ランクル250)に採用された、新型スタビライザ「On Demand Disconnectable Stabilizer」(ODDS)の製造ラインを新たに増設する。
2025年夏頃を目途に約15億円を投資し、1ラインを増設する予定。生産能力は約1.5倍に向上し、売上も年間約30億円の拡大が見込まれている。ODDSについては今後、ディファクトスタンダード化を視野に入れ、様々な顧客への拡販やアフターマーケット向けの製品投入を目指し、引き続き製品開発に注力していく。
■ 設備投資概要
所在地:愛知県豊田市深見町向イ洞1071−1(藤岡工場)
投資額:約15億円
生産品目:新型スタビライザ「On Demand Disconnectable Stabilizer」
生産能力:約1.5倍
稼働予定:2025年夏頃