ヤクルト本社、中国工場を閉鎖
2024年12月9日
ヤクルト本社は6日、中国ヤクルトの100%子会社で製造販売機能を持つ上海ヤクルトの解散手続きを開始したと発表した。
併せて、中国ヤクルトは、上海支店を新たに設立し、上海ヤクルトの営業部門を順次移管する。中国ヤクルト上海支店では、スーパーマーケットなどの店頭とヤクルトレディによる宅配での販売を2024年12月6日から順次開始する。
また、中国ヤクルトの製造子会社である無錫ヤクルトの無錫工場と天津ヤクルトの天津工場での安定供給体制の確立に伴い、上海ヤクルトの上海工場を閉鎖することで、製造と販売の両面で経営効率の向上を図る。
ヤクルト本社は、今後も中国事業を継続し、事業発展を目指す方針。リソースの集約化により、効率的な運営と事業拡大を図り、さらなる成長を目指す。
■ 上海ヤクルト上海工場概要
所在地:中華人民共和国上海市
敷地面積:45,857.39㎡(13,872坪)
建築面積:8,314.79㎡(2,515坪)
延床面積:9,877.60㎡(2,988坪)
◇ 閉鎖概要
目的:中国ヤクルトへの営業譲渡と上海工場の製造機能を無錫工場および天津工場に集約することにより、中国市場における経営効率の向上を図る。
営業譲渡開始日:2024年12月6日
工場生産終了日:2024年12月6日