伊藤園、神戸第二工場が稼働
2024年12月11日
伊藤園は12月9日、兵庫県神戸市に「伊藤園 神戸第二工場」を新設し、稼働を開始すると発表した。
新工場は、同社グループの伊藤園産業が麦茶原料の焙煎を行う拠点で、関西流通の中継拠点機能も持つ施設として運用する。同工場では焙煎された麦茶原料が隣接する伊藤園関西茶業で製品化されるとともに、関西エリアの物流体制を強化するための入出庫倉庫としても活用する。また、静岡県牧之原市にある静岡相良工場で生産された製品を関西地域に流通させる中継地としても機能する。
昨今、夏季の猛暑の影響に加えて水分補給への意識の高まりやマイボトルを持参する人の増加といった需要の高まりにより、同社の麦茶リーフ製品の年間売上は5年前に比べ2桁伸長している。今後も需要拡大に対応するため、麦茶製品の供給体制を強化するとともに、持続可能な物流体制の構築に取り組む。
■ 新工場概要
住所:兵庫県神戸市西区見津が丘5丁目3番4
敷地面積:16,336.29㎡
建築面積:7,569.35㎡
延床面積:7,721.25㎡
建物概要:麦焙煎工場・倉庫(地上1階建)
稼働開始:2024年12月