プリントネット、九州第二工場建設
2024年12月16日
プリントネットは12月13日、鹿児島県姶良市に九州第二工場(仮称)を建設すると発表した。
従来の印刷会社では、人材不足や設備・資材高騰によるファブレス経営が増加しており、自社生産能力を持つ印刷会社への需要が高まっている。また、カスタマーサービスの優位性と価格の観点から、同社への利用増加が見込まれている。
同社の九州工場は2019年から稼働しているが、需要増加に対応するため、現工場の隣接地に第二工場を建設する計画。
新工場には新台を増設し、4台体制で生産する。生産設備の集約と自動化により生産効率と品質を安定化させ、生産コストや外注費を削減する。また、太陽光パネルを導入するなど環境配慮型の設備を整備する。
新工場は土地面積32,380㎡、延床面積約2,000坪(第1期)で、建物と設備に約35億円を投資する。資金は自己資金と外部調達で賄う予定で、2026年10月の稼働開始を目指す。同社はさらに第2期、第3期の増設も検討するとしている。
■ 新工場概要
所在地:鹿児島県姶良市加治木町木田1377-20、1377-21、1184-1
投資額:約35億円(建物と設備)
資金計画:自己資金と外部調達の予定
土地面積:32,380㎡(約9,795坪)※取得済み
建物延床面積:約2,000坪(6611㎡。第1期)
稼働開始予定:2026年10月