旭硝子、インドネシア工場で塩化ビニルモノマーの生産能力を追加増強
2016年5月16日
旭硝子(東京都千代田)は12日、インドネシア子会社のアサヒマス・ケミカル社(以下:ASC社)が塩化ビニルモノマー(VCM)の生産能力を増強すると発表した。
ASC社は設備増設が完工し、2016年第1四半期より新設備での生産を開始しているが、需要の拡大に対応する為、生産能力を現行の80万トンから10万トン増の年間90万トンに拡大する。
増産分は自社のPVC生産に充当する他、同社ベトナム子会社のフーミー・プラスチック・アンド・ケミカルズ社を含む、東南アジア地域内に輸出する。増産開始は2018年初頭を予定している。
■ 設備増強概要
会社名:アサヒマス・ケミカル社(PT ASAHIMAS CHEMICAL)
所在地:インドネシア・バンテン州チレゴン
増強品目:塩化ビニルモノマー
生産能力:90万トン/年
増産開始予定:2018年初頭