極東開発工業、横浜工場の新ライン完成
2025年1月7日
極東開発工業は12月24日、横浜工場(神奈川県大和市)内で小型リヤダンプトラックボデーの自動化ラインが完成したと発表した。
新ラインは、横浜工場で2021年9月から稼働している中型リヤダンプトラックボデーの自動化ラインに続き、同工場の主力製品の一つである小型リヤダンプトラックボデーの生産ラインを刷新したもので、自動溶接ロボットの増設をはじめ効率化を追求したことにより、従来のラインと比較して約45%生産性を向上させた。2024年7月からのトライアル生産を経て当初想定の効果が確認されたため、本稼働させる。
特装車は、一品一様でのオーダーメイドによる製作が多いことや、大型~小型までサイズも多岐に亘るため生産の自動化が難しい製品だが、横浜工場における中型・小型リヤダンプトラックボデー自動化の実績を基に、他工程でも生産の効率化に向けた自動化を推進していく方針。
■ 設備投資概要
名称:横浜工場 小型リヤダンプトラックボデー自動化ライン
所在地:神奈川県大和市深見西4-1-62(横浜工場)
投資額:約12億円
目的:小型リヤダンプトラックボデーの生産自動化による生産体制の効率化
:将来を見据えた小型リヤダンプトラックボデーの生産、自動化と無人運搬機による部品自動供給による効率化・省人化
ボデーライン:全長76m
ロボット台数:20台
物流システム:立体自動倉庫設置・フォーク型無人運搬機による部品配膳