マツダ、山口県岩国市に車載用電池の新工場
2025年1月8日
マツダは6日、車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック工場を山口県岩国市に新設すると発表した。
新工場では、パナソニック エナジーから調達する車載用円筒形リチウムイオン電池セルを使用し、モジュール化とパック化を行う。完成した電池パックは、マツダの国内車両工場で、マツダ初のEV専用プラットフォームを採用するバッテリーEVに搭載される予定。生産能力は年間10GWh。2027年度の稼働開始を目指す。
マツダは、パナソニック エナジーと2023年5月に車載用円筒形リチウムイオン電池の供給に向けた合意書を締結した。2024年9月には、協業に関わる電池の生産増強と技術開発に関して、経済産業省から「蓄電池に係る安定供給確保計画」として認定された。同計画にもとづき、新工場でモジュール・パック化した電池を活用し、デザインや利便性、航続距離などを高いレベルで実現させたバッテリーEVを供給する。
■ 新工場概要
所在地:山口県岩国市
事業内容:車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール・パック化
生産能力:年間10GWh
稼働開始予定:2027年度