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北海道ガス、苫小牧市にLNG基地建設を検討

2025年1月9日

北海道ガスは7日、北海道におけるGXの推進を目指したカーボンニュートラル拠点の整備検討を行うと発表した。

 北海道ガスグループは、北海道における低・脱炭素社会の実現に向け、道内各地域と連携した再生可能エネルギーの導入拡大や、水素・e-メタン等の次世代技術に取り組んでいる。また、顧客との協働による省エネルギーの徹底や、デジタル技術を活用した効率的なエネルギーシステムの導入を推進し、供給安定性・環境性に優れた天然ガス(LNG)の普及拡大を進めている。

 北海道は国内有数の再生可能エネルギー資源を持つ地域であり、GX推進を加速させるため、苫小牧地区にカーボンニュートラル拠点となる新たなLNG基地の建設を検討する。将来的な水素とe-メタンの導入を視野に入れ、エネルギーインフラの集約を進め、今後のLNG需要の増加に対応していく方針。

■ 設備投資概要

検討場所:苫小牧市字弁天(苫小牧港管理組合所有地)
検討設備:LNG基地(外航船受入設備、LNGタンク、LNG気化器、内航船・ローリー出荷設備等)、水素・e-メタン活用設備ほか
検討期間:2024年度~2025年度

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