日本板硝子、米国で太陽電池パネル用ガラス増産
2025年1月24日
日本板硝子は16日、米国で太陽電池パネル用透明導電膜(TCO)ガラス生産設備の新設工事が完了し、火入れ式を行ったと発表した。
NSGグループのPilkington North America, Inc.の米国オハイオ州ロスフォード工場にある既存のフロート窯を転換したもので、今年3月から太陽電池パネル用TCOガラスの生産を開始する予定。
この投資は、世界の太陽光発電(PV)分野をリードする米国・ファーストソーラー社の拡大戦略に沿ったもの。世界的なソーラーメーカーの中で唯一米国に本社を置くファーストソーラー社は、先進的かつ独自の米国製の薄膜PV技術により、高い競争優位性と信頼性をもって、増大する太陽光発電ニーズに対応することに注力している。NSGグループはファーストソーラー社と長期にわたる戦略的パートナーシップを有しているという。
■ 設備投資概要
所在地:米国オハイオ州(Pilkington North America, Inc. ロスフォード工場)
事業内容:太陽電池パネル用透明導電膜ガラスの生産
生産開始予定:2025年3月